北海道は31日までに、紋別市で北海道大が24日に採取した野鳥のカモ類のふんから高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたと発表した。道によると、高病原性鳥インフルエンザウイルスが国内で確認されたのは2018年以来。
鳥インフルが原因で死んだ野鳥は同市内で確認されていないという。道は今後、採取地点周辺10キロ圏内で鳥類の調査をするなど対策を講じる。
道の担当者は「生きている鳥と接触するなど特殊な状況がなければ、人へ感染する心配はない」と話している。
JIJI Press