
日銀の黒田東彦総裁は4日水曜日、米国や欧州での新型コロナウィルスの感染再拡大が世界経済の見通しに関する懸念事項にあることを述べた。
黒田総裁は、日本の中心にある名古屋市での経済代表者たちとのオンライン懇談会におけるスピーチで、「経済・物価見通しは不確実性が高く、下振れリスクがある」と述べた。
「新型コロナウィルスの感染拡大は、欧米を含め世界的に収まっていない。それに欧州では公衆衛生上の措置が強化されている」と述べた。「このような状況で、新型コロナウィルス感染症の帰趨やそれが与えた内外経済に及ぼす影響について、不透明感が強い」と付け加えた。
ロイター