
米大統領選で民主党のバイデン前副大統領の勝利が確実になったことを受け、経済3団体トップは8日、コメントを発表した。経団連の中西宏明会長は、日米両国の緊密な連携を求めるとともに、「世界経済の回復、国際秩序の再構築に主導的役割を果たすことを期待する」と強調した。
日本商工会議所の三村明夫会頭は「分断の危機にある国をまとめること」が優先課題になると指摘。その上で、国際秩序維持に向けた国際機関との協調や各国との関係改善に期待を示した。
経済同友会の桜田謙悟代表幹事は、日米首脳が「気候変動問題やインド太平洋などの地域秩序構築など共通の課題に目を向け、関係強化に取り組むことが重要だ」と訴えた。
JIJI Press