
東京、時事通信
英国のハリー王子が土曜、東京のある施設で、2020年パラリンピック競技会で行われるスポーツのアスリートたちと会った。
サセックス公爵は品川区に昨年建てられた日本財団パラアリーナで、車椅子ラグビー、パワーリフティング、およびボッチャのアスリートたちと交流した。
王子は同日に東京の近くの横浜で開催されるラグビーワールドカップの決勝戦で、南アフリカと対戦する英国のプレイを観戦するため初来日していた。
日本の車椅子ラグビーチームは2012年ロンドン競技会で4位となり、2016年リオデジャネイロ競技会では銅メダルを獲得している。
アリーナを称賛したハリー王子は車椅子ラグビーの選手たちを激励し、2020年パラリンピック車椅子ラグビーで日本に金メダルを獲得してもらいたいとの希望を表した。
ハリー王子を案内した女子パワーリフティングの山本恵理選手は、サセックス公爵は「ジョークも言ってくれて、フランクな方だった」と話した。
ハリー王子は2014年に、傷病兵のための国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」を創設した。このイベントはこれまでに4回開催されている。