
東京:日本の菅義偉首相は火曜日、日本とオーストラリアは、両国における共同訓練や共同演習を推進するための二国間防衛協力について、大枠合意に達したと述べた。
中国が当該地域での役割を主張し、アメリカが現在政権移行の中にある現在、今回の協定合意はアメリカの同盟国である両国間の防衛上の連携をさらに強化するものとなる。
「円滑化協定」と呼ばれるこの協定は、日本の自衛隊やオーストラリア軍が相手国を訪問し、訓練や共同作戦を行うことを可能にする法的枠組みである。
菅首相は、東京を訪れているオーストラリアのスコット・モリソン首相との共同記者会見でコメントを述べた。
アメリカが地域安全保障の岩盤として位置付ける軍事同盟の一環として、軍艦、戦闘機、数千人の米軍部隊を日本とその周辺の基地に配備することを許可する1960年の地位協定に署名して以来、この協定は日本領土における外国の軍事プレゼンスについて定める初めての協定となるだろう。
両国は6年間に渡りこの防衛協力の交渉を続けてきた。今後協定は議会による批准が必要となる。
ロイター通信