
アラブニュースジャパン
東京:外務省は12月1日、2020年外務大臣表彰の受賞者を発表した。受賞者には、日本との友好及び相互理解の促進に貢献したアラブの個人と団体も含まれている。
この外務大臣表彰は、個人172名、65団体(日本在住の個人20名、11団体、海外在住の個人152名、54団体)が受賞の対象となる。受賞者には賞状が授与され、受賞者個人には記念品が贈呈される。
外務大臣表彰は、国際的な分野で日本と他国・他地域との間の友好親善の増進に貢献した個人・団体に対し、その優れた業績を称えるため賞を授与するものである。
また、外務大臣表彰は、受賞者の活動への理解と支援を促進することも目的としている。
ベイルートのJICA帰国研修員同窓会はその日本との相互理解促進に対する活動に対し賞が授与される。
また、エジプト合気道協会(カイロ)会長のモハメド・エル・サイード・オマル・ムサ氏は、日本とエジプトの武道を通じた相互理解の促進に対する功績により、賞が授与される。
さらにチュニジアからは、いけばな研究会「TUNISIEアリアナ」が、チュニジアにおける日本文化振興活動に対し、賞が授与される。
また、チュニジアのロータリークラブ・チュニス・エルメンザ・アリアナも、両国の相互理解の促進に対する活動に対し、賞が授与される。
外務省外務研修所スワヒリ語主任講師アリ・アッタス氏(神奈川県)が、日本と外国の相互理解促進の功績により、賞が授与される。
元バーレーン大学日本研究センター長・講師の海島健氏は、バーレーンにおける日本語教育の推進が評価され賞が授与される。
毎年表彰式の式典が開催されるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大のため式典の開催は見送られる。