
日本自動車工業会は5日、先月24日から今月4日まで開催した「東京モーターショー」の来場者が、2年前の前回より7割多い130万0900人に達したと発表した。近年は来場者数の減少傾向が続いていたが、12年ぶりに100万人の大台を超えた。
モーターショーは2年に1度開かれる国内最大の自動車イベントで、今回で46回目。海外メーカーの多くが出展を見送る中、電機やITなどの異業種と連携し、車にとどまらない多様な最新技術を紹介するように展示を刷新した。自工会は来場者数の目標を100万に設定していた。
自工会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は「想像をはるかに上回るモノを2年後のモーターショーでまた提案したい」とのコメントを出した。
Jiji Press