
カルドン・アジャリ
東京:日本はパレスチナを国家として承認するための最良のタイミングを引き続き検討している、と茂木敏充外相は述べた。
「私たちは、イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和的かつ安全に共存する二国家解決を引き続き支援します。また、パレスチナ国民の独立国家を樹立するという願望を理解し、これに向けたパレスチナの努力を支援します」と、茂木氏は記者会見で、中東和平プロセスの見通しについてのアラブニュースジャパンからの質問に答えた。
最近、アラブ首長国連邦、バーレーン、モロッコなどの一部のアラブ諸国がイスラエルと外交関係を樹立したが、イスラエルとパレスチナ人、およびこの地域の他のアラブ諸国の間では状況が行き詰まっているように見える。
「日本が中東で築き上げてきた独自の立場を踏まえ、私たちは最も有効な形で和平プロセスの進展に大きく貢献し続けたいと考えています。また、今後適切な時期にパレスチナ国家を承認したいと考えています」と茂木氏は述べた。
日本はパレスチナを支援するため、様々な形で10億ドル以上の援助を行ってきた。