
東京:30日、東京都知事は都内の新型コロナウイルスのアウトブレイクは深刻で、ちょうど年末年始の休暇が始まる頃に感染が爆発する可能性があると述べた。日本では通常、年末年始に数百万人が全国を移動する。
首都東京の30日の新型コロナウイルス新規感染者は944人で、949人だった26日の記録を若干下回った。医療専門家は、アウトブレイクを阻止しない限り、東京の新規感染者は1日1,000人を超える可能性があると警告した。
「楽しみより命を優先してください」新たな記者会見で小池百合子都知事はこう述べ、年末年始の休暇期間はできる限り家にいるよう人々に呼びかけた。
東京は緊急事態にあり、厳しい冬の寒さが予想され、イギリスや南アフリカの新型コロナウイルスの変異種がすでに日本で検出されていると都知事は述べた。
さらに「事態は非常に深刻です。かつてないほどの多くのウイルス感染者に直面しています」と付け加えた。
「いつ感染者数が爆発的に増えてもおかしくありません。誰がいつ感染してもおかしくありません……今根絶しなければ、さらに状況は悪化するでしょう」
28日、イギリスの変異種が日本で検出されたことを受け、日本政府は外国人非居住者の入国を禁止し、この時期にいつも行うパーティ、家族の集まり、旅行を控えるよう国民に呼びかけた。
NHKによると、29日時点の日本の新型コロナウイルスによる感染者は22万7,390人、そのうち死者は3,400人となった。
ロイター通信