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菅首相、感染抑止へ「重要局面」=尾身氏「正しい選択」―緊急事態宣言延長・参院委

首相は「専門家や関係者の意見も十分聞いた上で、最終的に判断したい」と語った。(AFP)
首相は「専門家や関係者の意見も十分聞いた上で、最終的に判断したい」と語った。(AFP)
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04 Mar 2021 01:03:55 GMT9
04 Mar 2021 01:03:55 GMT9

参院予算委員会は4日午前、菅義偉首相と全閣僚が出席して2021年度予算案に関する基本的質疑を続行した。首相は、新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言を発令中の1都3県の状況について「感染症を抑え込むために大変重要な局面にある」と強調。7日までの期限を2週間程度、再延長する必要があるとの考えを改めて示した。自民党の徳茂雅之氏への答弁。

徳茂氏は「飲食、観光業を中心に一刻も早く緊急事態宣言を解除してほしいという声もある」と指摘。首相は「専門家や関係者の意見も十分聞いた上で、最終的に判断したい」と語った。

これに関し、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は「首都圏はリバウンドの可能性が他の地域より高い。延長の方向性は正しい選択だ」と評価。感染再拡大の要因になり得る行事として卒業旅行や謝恩会、花見の宴会を挙げ、「自治体、国のリーダーの強いメッセージ、一般市民の協力が必須だ」と述べた。日本維新の会の片山大介氏への答弁。 

新型コロナワクチンをめぐる欧州連合(EU)の輸出規制に関し、茂木敏充外相は「恒常的に働き掛け、これまで日本への輸出は全て承認されている」と安定供給に努めていることを説明した。公明党の西田実仁氏への答弁。

西田氏は、感染拡大で逼迫(ひっぱく)する医療提供体制を改善するための国民会議設置を提案。首相は「国と地方、医療関係者が緊密に連携し必要な体制の確保を進めたい」と述べるにとどめた。

JIJI Press

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