
東京:日本政府は金曜日、菅義偉首相が来月米国でジョー・バイデン大統領と会談すると発表した。今回の訪問で、菅氏はバイデン氏と対面で会談する初の外国首脳となる。
加藤勝信官房長官は記者団に対し、「諸般の事情が許せば、早ければ4月前半にも菅首相は訪米します」と述べた。
「今回の訪問で、菅首相はバイデン大統領と対面で会談する初の外国首脳となる予定です」と同氏は付け加えた。
菅氏の訪米の可能性はすでに日米のメディアで報道されていたが、公式には確認されていなかった。
日本の政府関係者は、特に中国への懸念が高まっているこの時期に、菅氏が重要な同盟を強化するため、できるだけ早くバイデン氏に直接会うことを望んでいると明らかにした。
加藤氏は、首脳会談では、自由で開かれたインド太平洋地域や、新型コロナウイルス対策、気候変動について話し合う予定だと述べた。
今回の訪米の最終的な日程はまだ検討中である、と同氏は付け加えた。
加藤氏によると、ワシントンを訪れる菅氏と他の代表団のメンバーは全員、事前にワクチン接種を受ける予定だという。
日本のワクチン接種計画は慎重に展開されている。これまでに承認されたワクチンは1つだけで、約18万人の医療従事者が初回のワクチン接種を受けている。
バイデン氏と菅氏は金曜日遅くに、米国、日本、オーストラリア、インドで構成される「クアッド」の同盟国によるオンライン首脳会合の一環で、会談を行う。
AFP通信