


アラブニュース・ジャパン
東京:グリーンピースや地球の友を含む非政府組織(NGO)と福島県民は、4月13日に決定される見通しの福島原発からのトリチウム汚染水の海洋放出に反対する請願書を政府高官に提出した。
これに署名したのは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラク、エジプト、レバノン、トルコ、日本の近隣諸国など88カ国以上から311のNGOを含む6万4431人である。アラブ諸国からの署名者の名前については示されていない。
アラブニュース・ジャパンなど都内のマスコミに配布された声明書の中で市民団体は、東京電力と日本政府が海洋汚染を回避するための代替案を求める市民や専門家の意見を無視したことを遺憾だとした。
記者会見で福島県浪江町のある市民は、この状況を米国の核実験により被ばくした第5福竜丸の漁師になぞらえた。
福島県の畜産業社が政府の決定に反対するスローガンをトラックから叫ぶ中、抗議を訴える数百人の人々が国会議事堂前に集まった。