加藤勝信官房長官は15日の記者会見で、東京電力福島第1原発から出る放射性物質を含む処理水を「飲んでも何ということはない」とした麻生太郎副総理兼財務相の発言の信頼性について、明言を避けた。
加藤氏は処理水について「世界保健機関(WHO)が定める飲料水の水質ガイドラインの7分の1に希釈して処分することを指している」と説明。ただ、実際に飲んでも安全かに関しては「(飲むという)行為自体によって、科学的に安全性が証明されているわけではない」と語った。
JIJI Press