
国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長は14日土曜日、東京五輪は7月と8月に開催されると述べた。なぜなら主催者側は選手や日本国民を守る「大会独自のバブル方式」を計画しているからだという。
新型コロナウィルス感染拡大のため、既に一年延期された東京五輪が開催可能かどうか疑問視される声が上がってきている。東京は緊急事態宣言中であり、日本はウィルスを必死で封じ込めようとしている最中であるからだ。
IOC副会長で、東京五輪調整委員長のコーツ氏は、オーストラリアオリンピック委員会の年次総会で、484人の選手は「人生の経験のために」東京大会へ行く準備をすべきだと述べた。
「東京大会は開催される。なぜなら選手と日本国民を守るためのあらゆる措置が講じられるからだ」と、オーストラリアオリンピック委員会(AOC)会長のコーツ氏は述べた。
「これは IOCやAOCにとっての利益では全くない。大会延期がそれを示している。安全に開催されうるという専門家のアドバイスを伺ってきたのだ」。
コーツ委員長はパンデミックが始まって以来、IOCは「毎日学習」してきたと述べ、先週公表された関係者向けの規則集「プレーブック」は、「安全に大会を行うためのガイド」になっていると語った。
ロイター