


アラブニュース・ジャパン
東京:水曜日、約800人の建設アスベスト(石綿)被害者とその支援者が東京に集まり、建設労働者の賠償について議論した。
国と多数の建材メーカーが謝罪と賠償を命じられてから1ヵ月、建設労働者の弁護団と労働組合が田村厚生労働相と面会した。
弁護団は、企業だけでなく国レベルでも迅速な賠償をするよう主張し、国と被害者の基金により被害者を公正に補償することを求めた。
労組と弁護団は、アスベスト関連疾患で死亡した故人の相続人も賠償金を受け取ることができるよう提起した。
患者や弁護団は裁判所が有利な判決を下したことに喜びを示したが、13年に及ぶ法的手続きの間に病気で亡くなった原告らが、今回の判決の恩恵を受けられなかったことが残念だとした。
労組と弁護団は、今回の賠償で3万1000人の被害者が恩恵を受けるものと推定している。