
東京
日本政府は、高齢者が運転する自動車による交通事故を減らす対策の1つとして、安全機能搭載の自動車を購入した65歳以上の高齢者に補助金を支給する計画であることが水曜日に明らかになった。
自動ブレーキシステムもしくはブレーキの代わりにアクセルを誤って踏んだ際の加速を抑える機能が搭載された新車1台につき、最大100,000円が支給されることになると、情報筋は明かした。
エンジン排気量が660cc以下の小型車両については支給額は70,000円となり、それ以外については100,000円となると情報筋は明かした。高級車はこの補助金制度の対象とならないと見られている。
政府は、来月末にまとめられる予定の総合経済振興策にこのプログラムを追加し、それに必要な予算を2019年度の補正予算で確保したい考えとのことだ。2019年度の補正予算は来年3月に終了し、その後は2020年の本予算が財源になると情報筋は明かした。
政府によると、75歳以上の人が運転する車両が原因となった死亡事故は、75歳未満のドライバーによる死亡事故よりも多いとのことだ。
全年代の運転免許所有者に占める75歳以上の運転免許所有者の割合は、社会の高齢化を受けて年々増加している。
[時事通信社]