


アラブニュース・ジャパン
東京:英国五輪委員会総裁で1988年から国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める英国のアン王女は、英国の代表選手たちに向けたビデオメッセージの中で東京五輪への出席を見送ると説明した。
ビデオメッセージは英国王室が公開したもの。
王女は、「現場にいられないのは悲しいが、「私と全国民は、故郷から皆さんを応援しているし、サポートしている」とし、自身も五輪に出場した経験があり、競技の興奮を知っているためチームを応援し激励したと話した。
2021年2月、王女はパンデミック下での五輪開催についてBBCに疑問を表明していたものの、今回の開催を喜んだ。
王女は1988年からIOCメンバーとして先駆者であり、英国王室初の五輪選手だった。
王女は2019年、五輪が延期される前に来日し、JRA(日本競馬協会)の後藤正幸知事長らとともに馬事公苑やクロスカントリーコースを視察した。