
チューリッヒ:世界保健機関のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、火曜日の東京オリンピックのツイッターメッセージで、全ての人々が役割を果たせば新型コロナウィルスは克服できると述べた。
IOC総会に向けて #日本 に来られて光栄です。シンプルな、しかし緊急のメッセージを届けるために来ました。 #新型コロナウイルス感染症 は、私たち一人一人が役割を果たして初めて打ち勝つことができます。#東京五輪 が希望と結束を生み、ワクチンの公平性とパンデミックの終息につながりますように。
— Tedros Adhanom Ghebreyesus (@DrTedros) July 20, 2021
「日本を訪れ、国際オリンピック委員会で演説を行えることを嬉しく思います」テドロス氏はツイートでこう述べた。「シンプルですが緊急のメッセージを伝えに来ました。私たちは新型コロナウィルスを克服することができます。ただし、それは全ての人々が自分の役割を果たす場合に限られます」
「この東京2020オリンピックが、公平なワクチン接種を実現し、パンデミックを終結させるための希望と団結の源となることを願います」
IOCのトーマス・バッハ会長は、テドロス事務局長が水曜日に東京を訪れ、IOCのメンバーに向けた演説を行うだろうと語っていた。
WHOは日本の主催者とIOCに対し、7月23日〜8月8日のイベント中に参加者と競技会場が講じるべき保健対策について助言した。
今月、新型コロナウィルスに関するWHOのテクニカルリード、マリア・ヴァン・ケルコフ氏は、新型コロナウイルスの蔓延を食い止めるための予防策を講じるようWHOが主催者に促していると記者団に語った。
ロイター