中東歴訪中の茂木敏充外相は23日(日本時間同)、カタールの首都ドーハでムハンマド外相と会談した。両氏は反政府勢力タリバンが全権を掌握したアフガニスタン情勢をめぐり意見を交わし、連携して対応することを確認した。
今回の会談は、2019年の日カタール首脳会談で設置を決めた「戦略対話」の初回との位置付けで、エネルギー分野をはじめ幅広い分野での協力促進で一致。ムハンマド氏は、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想に関し、「航行の自由や自由貿易はカタールにとっても重要だ」と語った。
時事通信