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フーシ派のミサイル発射失敗により数十人のイエメン人が死亡の恐れ

フーシ派民兵組織は、2月以降、激しく抵抗しながら中心都市マアリブへのドローンやミサイルの攻撃を強化している。 (AFP 写真)
フーシ派民兵組織は、2月以降、激しく抵抗しながら中心都市マアリブへのドローンやミサイルの攻撃を強化している。 (AFP 写真)
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25 Oct 2021 04:10:03 GMT9
25 Oct 2021 04:10:03 GMT9
  • イエメン首相、「イラン主導による犯罪行為」を阻止するために各派閥勢力が一致団結することを要請

サイード・アル・バタティ

ムカッラー:土曜日、イエメン北部のダマル州で、イランが支援するフーシ派が発射した弾道ミサイルが標的に届かず、代わりに住宅地に命中したことにより、数十人の民間人が死傷したと住民や地元メディアが伝えた。

フーシ派がダマル州の支配下にある軍事基地から発射したこのミサイルは、基地に近い人口密集地に着弾したことで大爆発が起こり、同州を大きく揺るがした。

フーシ派はすぐに通りを封鎖し、同地区への立ち入り禁止とした。

『アルシャラエ』紙は、このミサイルによりアルナジェーダ地区の「多くの家屋が破壊された」と報じ、現地ではサイレンを鳴らした救急車が駆けつける様子も見られた。

ソーシャルメディアに投稿された画像には、大きな火の玉と煙が現場から立ち上っている様子が写っていた。

フーシ派は、2月以降、地上軍が戦略的都市であるマアリブの制圧に向けて積極的に侵攻を進める中、ドローンやミサイルによる中心都市への攻撃を強化している。

この数日間、アラブ連合軍の戦闘機は、弾道ミサイル、爆発物を搭載したドローン、爆弾ボートを製造・保管しているフーシ派支配下のホデイダとサヌアの軍事施設を標的とした空爆を行った。

 

イエメンのマイーン・アブドルマリク・サイード首相は土曜日、暫定首都である南部の都市アデンで各派閥に対し、フーシ派との戦いに向けて一致団結し、イエメンにおけるイラン政権による戦略を終わらせるよう促した。

サイード首相は、暫定政府に含まれる政党の代表とのオンライン会議の中で、フーシ派は「イエメンの支配権を握ろうとしており、彼らの支配に異議を唱えるすべての反対者を標的にするだろう」と警告し、フーシ派を倒すためにイエメン人が「一致団結」することを求めた。

サイード首相は、「イエメンにおけるフーシ派の危険性とイランの戦略からは、誰も、どの政党も免れることはできない。今日、団結して共にフーシ派と戦わなければ、どの政党にとっても、この地域におけるイラン主導による犯罪行為と戦うための時間と場所はもう残されていないだろう」と訴えた。

イエメンの政治アナリストや政府関係者は、反フーシ派勢力どうしの内紛が続くことにより、イエメン全体が政治的・軍事的に弱体化し、フーシ派民兵のイエメン全土への拡大を可能にしていると指摘している。

イエメン情報省の次官で政治アナリストのナジーブ・ガラーブ氏は、イエメンの各政党に対し、イエメン首相の呼びかけに「積極的に対応」するよう求め、分裂した国内の勢力や派閥が一致団結することがフーシ派の敗北につながり、ひいてはフーシ派に対し和平イニシアチブを受け入れるよう促すことになると述べた。

さらにガラーブ氏はアラブニュースに対し、「反フーシ派勢力内の対立や分裂の恩恵を受けているのは、フーシ派だけだ。派閥が統一されれば、フーシ派に対し強い圧力をかけることができる」と語った。

現場を訪れたイエメン軍関係者がアラブニュースに語ったところによると、マアリブ州南部のジュバ地区では、先日の激しい武力衝突により、フーシ派数十人と政府軍数人が死亡したという。イエメン軍と親政府系部族民兵らは、マアリブの防衛線を突破しようと試みた15以上のフーシ派戦闘員部隊によるジュバでの連続攻撃を阻止した。

匿名を条件に取材に応じたこの関係者は、「フーシ派はその日の朝、ジュバの都市からはるかに離れた村を制圧したが、我々はその日のうちにフーシ派による制圧を解除した」と語った。

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