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パリ2024大会組織委、コロナ禍で五輪を成功させた東京を称賛

2016年2月17日、パリ2024大会招致委員会のエティエンヌ・トボワ事務総長が、2024年オリンピック・パラリンピック競技大会をフランスのパリで開催させるための立候補プレゼンテーションに臨む。(ロイター資料)
2016年2月17日、パリ2024大会招致委員会のエティエンヌ・トボワ事務総長が、2024年オリンピック・パラリンピック競技大会をフランスのパリで開催させるための立候補プレゼンテーションに臨む。(ロイター資料)
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04 Sep 2021 01:09:02 GMT9
04 Sep 2021 01:09:02 GMT9

東京:パリ2024大会組織委員会のエティエンヌ・トボワ事務総長は3日、コロナ禍にあって五輪を成功させたその「注目に値する」手腕で東京を称賛した。そして、3年後の大会開催に向けてバトンを受け継ぐ心構えができていると述べた。

トボワ事務総長は、ロイターのインタビューに答え、パリ組織委員会は大会を成功させるために、どのような困難にも立ち向かうべく可能な限り準備を整えると述べた。

「(コロナ禍で大会を開催することに関する)私の第一の感想は、我々は日本の友人たちに感謝しなければならないということです。現在の状況の中で成功させるのは驚くべきことであり、注目に値する成果です」とパラリンピックのために東京を訪れていたトボワ氏は述べた。

「彼らはそれに対処しなければなりませんでしたが、素晴らしい仕事をしてくれました。もちろん、3年後にはもうこの問題は払拭されているか、同じレベルの懸念事項ではなくなっていることを願っています。しかし、間違いなく我々はここから学びました」と彼は語った。

コロナによりすでに五輪を1年延期していた東京組織委員会は、ウイルスの感染を防ぐために、会場に観客を入れないで大会を開催するという前代未聞の決断を下した。

また、頻繁な検査、マスク着用の義務化、「バブル方式」の採用など、一連の予防措置を導入し、その概要を「プレーブック」に記載して選手を始めとする大会参加者たちに配布した。

東京パラリンピック競技大会は5日に閉幕し、そこから2024年7月26日にパリで開幕する次の夏季大会へのカウントダウンが始まる。

「パリ2024大会に向けての基礎はできています。我々はそれらの課題に取り組む準備は整っており、それに適応しなければなりません。それが我々のやるべきことです」とトボワ氏は述べた。

「我々は、今日はパンデミックの話をしていますが、明日はそれが熱波になるかも知れません。過去にもすべての大会にはそれなりの困難がありました。我々はできる限りそれらに対処できるよう準備するつもりです」

パリは、ロンドンに次いで五輪を3回開催する2つ目の都市となる。フランスの首都であるパリが前回に五輪を開催したのは1924年だ。

「我々は多くの予定を一般に公表するという刺激的な段階に入ります」と同氏は述べ、ボランティア計画の戦略、マスコットの発表、チケット計画といった今後のマイルストーンについて言及した。

「我々は、大会が一般に対してできる限り開かれたものになるようにとの原則に従って(五輪を)開催できると確信しています」

ロイター

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