
東京:日本政府は、新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの接種証明書を12月からオンラインで発行する。5日日曜、日本経済新聞(日経新聞)が報じた。
情報の出所は明らかにされていないが、日経新聞の報道によると、政府は、国内での活用よりも海外渡航時における活用を目的とした接種証明書を12月中旬頃から発行する予定で、スマートフォンのアプリ上でスキャン用のQRコードを表示して発行する形式を想定している。
また、6日月曜には菅義偉総理及びその他閣僚が出席するデジタル社会推進会議の開催が予定されており、当会議においてワクチンパスポートの電子化に関する政府方針を決定するとのことだ。
日経新聞によると、中央及び地方政府のインフラのオンライン化に注力するため先週新たに発足したデジタル庁にとって、今回のワクチン接種証明電子化プロジェクトが優先課題になるという。
ロイター