


アラブニュース・ジャパン
東京:46の在日ミャンマー人団体が日曜日、ミャンマーに統一政府の樹立を求めるデモを行った。
東京都心の国連大学前に集まった約2000人のミャンマー人の中には、伝統衣装を着た人や、アウン・サン・スー・チー氏の肖像画を掲げる人がいた。また今年2月1日より政権を握る軍事政権の交替を求める意思を示そうと、チョー・モー・トゥン国連大使の肖像画を掲げる人もいた。
東京のある建築会社のミャンマー人エンジニアは、頬を国旗の色に塗り、国軍兵士が人権を侵害しており反政府デモが禁止されているのだと話した。しかし彼女は、それに対してストライキや武装した抵抗運動が起きていると主張した。
別のミャンマー人の若者はアラブニュース・ジャパンの取材に、軍事政権が崩壊すれば、ロヒンギャ族を含めたすべての少数民族が平等な権利を持つだろうと語った。新型コロナの拡大については、軍事政権が医師を恣意的に逮捕するなど対応は「壊滅的」と言われている。ミャンマー市民の多くは治療を受けられず、感染が広がっているが、NGOの支援により現在は減少傾向にある。
これらの団体が共同署名し東京の国連代表に手渡した書簡は、その後国連本部に送られる予定である。