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日本の焼き鳥が宇宙での承認を得る

熊田康之牧師が、宮城県亘理の仮設住宅に住む津波の被災者たちのために焼き鳥を準備している様子。2012年2月10日撮影。(AFP)
熊田康之牧師が、宮城県亘理の仮設住宅に住む津波の被災者たちのために焼き鳥を準備している様子。2012年2月10日撮影。(AFP)
27 Nov 2019 04:11:31 GMT9

AFP、東京

日本で最も愛されている手軽に食べられる食べ物の1つである焼き鳥が、日本の宇宙機関に宇宙食として認められ、間もなく軌道に登場する。

炭火で焼いた鶏肉の串焼きにさまざまなソースで味付けされた食べ物、焼き鳥は、日本や海外で非常に人気があるが、その缶詰版が国際宇宙ステーションで消費されるための「宇宙日本食」に認証された。 

軌道に乗っている間ふるさとの味が恋しくなる日本人の宇宙飛行士のために、焼き鳥が、おにぎり、ラーメン、みそ汁、サバ缶といった他の34の日本食に加わる。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のスポークスマンが水曜日に説明したところによると、宇宙飛行士は、NASAによって選ばれた基本的な食事に加え、どの日本の認定食品を国際宇宙ステーション(ISS)のミッションに持ち込むか選ぶことができるという。

認定された焼き鳥は、たれ味とゆずこしょう(ゆずで風味付けした唐辛子)味の2種類。

宇宙飛行士たちは焼き鳥を竹串のまま食べたいと思うかもしれないが、厳しい宇宙のルールでは不可能だ。

「宇宙で串から食べるのも乙なものでしょうが、できるだけごみを出さないという決まりがあるのです」とJAXAのスポークスマンはAFPに語った。

そのため、焼き鳥は微小重力環境で浮遊しないようにするための特別なベルクロ付きのリングプル付きの缶から食べることになる。

承認された焼き鳥缶は、静岡にあるホテイフーズが製造している。同社は、日本の宇宙飛行士が来年ISSに出発するときに同社の缶詰も宇宙に飛び立ってほしいと語った。

この缶詰は、常温で1年半以上の賞味期限があることなどの厳しい一連の基準をクリアした後、JAXAの承認を獲得した。

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