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国会正常化も与野党攻防激化=「桜を見る会」めぐり

野党は首相主催の「桜を見る会」をめぐり、政府から一定の回答が得られたと判断。(AFP)
野党は首相主催の「桜を見る会」をめぐり、政府から一定の回答が得られたと判断。(AFP)
29 Nov 2019 07:11:55 GMT9

国会は29日、午前の審議を拒否した主要野党が午後から復帰し、半日で正常化した。野党は首相主催の「桜を見る会」をめぐり、政府から一定の回答が得られたと判断。ただ、引き続き追及する方針で、会期末が12月9日に迫る中、与野党の攻防が激化しそうだ。

2015年の桜を見る会に関し、マルチ商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」の当時の会長に送られた招待状には、「60」という招待区分の数字が記されていた。一方、内閣府の資料には「60~63」が「総理・長官等の推薦者」と明記されていた。

野党側は、安倍晋三首相の推薦枠かどうかを政府側が明確にしない限り、審議に応じない方針を決定。29日午前の衆院内閣、法務、財務金融の各委員会を欠席した。

自民党の森山裕国対委員長は、立憲民主党の安住淳国対委員長と会談し、政府が資料について説明すると伝えた。続く参院行政監視委員会の理事懇談会で、内閣府の大塚幸寛官房長は「招待区分は招待状の発送を効率的に行うために付している」などと述べた。

これを受け、野党側は「一応の答えは得た」(安住氏)と判断。午後の衆参両院本会議などに出席した。 

野党共同会派の会合で、安住氏は「首相を含む官邸枠として発送した」との認識を示した上で「ジャパンライフが(招待者の中に)なぜ入ったのか、政府は説明する責任がある」と主張。これに対し、与党は日米貿易協定承認案などの審議を急ぐ方針で、与野党の対決色が強まっている。

JIJI Press

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