
アラブニュース・ジャパン
東京:岸田文雄内閣発足後初の世論調査によると、支持率は共同通信社で55.7%、毎日新聞では49%となった。
安倍政権の後を継いだ菅義偉前首相が就任した際の支持率は66%前後だったが、短期間のうちに急落、辞任する頃には30%前後だった。
有権者が考える岸田氏が取り組むべき主要課題は新型コロナと経済対策であった。
新首相への期待から発足直後の支持率は高めに出る傾向があり、岸田氏は今月末に早期に選挙を実施することを明らかにした。
毎日新聞は岸田内閣発足を「低調」とし、麻生太郎内閣発足時(2008年9月)の45%に続き、ここ20年間で2番目の低さだと伝えた。
新内閣を支持しない理由は、「政治が変わりそうにないから」が58%、「政策に期待が持てそうにないから」が20%だった。回答者は新内閣に変化の可能性はないとした。衆院選で岸田氏が有権者を説得するのは容易でないことを示唆している。