JR東日本は3日、2020年春に開業予定の山手線新駅「高輪ゲートウェイ駅」(東京都港区)に、人工知能(AI)を活用した案内ロボットや無人コンビニの常設店を導入すると発表した。
同駅は東京五輪・パラリンピックのパブリックビューイング会場に近く、多くの来訪者が見込まれる。最新技術を取り入れた「未来の駅」のモデルにする。
AIロボットや電子看板(デジタルサイネージ)は英語や中国語など4カ国語に対応し、音声会話、映像で駅構内の案内を行う。自律走行型の警備ロボや自動清掃ロボも配備。いずれも五輪・パラリンピックが終わる来年9月までの試行導入とする。
無人コンビニでは、顧客が手に取った商品をカメラとAIで識別し、購入金額が自動的に計算される。レジで商品のバーコードを読み取らせる手間が不要で、手早く購入できる。
Jiji Press