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厳寒のレバノンに日本が9億7,400万円の緊急無償資金協力

この人道的支援により、冬服、家屋修繕キット、食糧、安全な水などが提供されるだけでなく、健康衛生状態も改善される。(AFP)
この人道的支援により、冬服、家屋修繕キット、食糧、安全な水などが提供されるだけでなく、健康衛生状態も改善される。(AFP)
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05 Feb 2022 06:02:36 GMT9
05 Feb 2022 06:02:36 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:日本政府は日本円で約9億7,400万(845万米ドル)の緊急無償資金協力を申し出た。難民や子供たちを中心に、レバノンの厳しい冬で苦しい生活を強いられる人々の救済のためだ。

この人道的支援により、冬服、家屋修繕キット、食糧、安全な水などが提供されるだけでなく、健康衛生状態も改善される。

同支援は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、世界食糧計画(WFP)、国連児童基金(UNICEF)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)などの組織を通して実施される。

レバノンの日本大使館によると、約18,000人分の食料が提供され、難民を含む297,000人が住居の提供と安全支援を受け、35,000人の子供と家族が医療サービス、清潔な水、毛布、冬服などを受け取ることになる。

さらに25,000人に暖房用の燃料が届けられる。日本政府は、レバノンの冬の厳しさと、それによって生ずる人道的危機についてはよく承知していると述べた。

日本はレバノンの人々の苦難を軽減するために、より深く関与する判断をし、支援を通じて人々に「国際社会は常に皆さんと共にあります」というメッセージを伝えたいとしている。

日本は、人権状況が悪化する中、社会の最下層にある人々を支援する決意を忘れず、頼れる友人として、国際社会と協力していきたいと声明を出した。

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