
内閣衛星情報センターは16日、情報収集衛星光学7号機を来年1月27日に、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケット41号機で打ち上げると発表した。予定時刻は午前10時から正午の間で、予備期間は同28日~2月29日。
情報収集衛星は1998年、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて導入された事実上の偵察衛星。2013年には晴天時に撮影可能な光学センサー衛星2基と、悪天候や夜間でも観測できるレーダー衛星2基の計4基態勢となり、地球上の全地点を1日1回撮影できるようになった。
光学7号機は15年3月に打ち上げられた同5号機の後継機。現在は設計上の寿命を過ぎた旧世代の衛星を含め、7基が運用されている。
Jiji Press