
日本政府の松野博一官房長官は16日水曜、ロシアが軍の一部撤退を発表したものの、政府としては引き続き重大な懸念を持ってウクライナ情勢を注視していくと述べた。
松野官房長官は定例記者会見で、「(アメリカの)バイデン大統領はロシア軍によるウクライナ侵攻の可能性は明確に残っていると述べている。日本政府としては、予断を許さない状況が続いていると認識しており、重大な懸念と高い警戒感をもって状況を注視している」と述べた。
ロシアはウクライナとの国境付近に10万を超える兵力を集結させており、戦争の可能性が高まっている。ロシア政府はウクライナへの侵攻計画を否定している。
ロイター