
林芳正外相は4日の参院予算委員会で、ウクライナ南東部のザポロジエ原子力発電所がロシア軍の攻撃を受けたことについて、「原子力関連施設に対する攻撃を含むロシアによる侵略を強く非難する」と述べた。ロシアに攻撃の即時停止を求めるとともに、国際原子力機関(IAEA)などと連携して適切に対応する考えも示した。立憲民主党の森本真治氏への答弁。
森本氏は、ウクライナのコルスンスキー駐日大使による林氏への面会要請が1カ月放置された可能性があるとして、事実関係をただした。林氏は「2月24日に在日ウクライナ大使館から口上書で要望があり、3月2日に会う運びとなった」と説明。森本氏は鈴木貴子外務副大臣にも確認したが、鈴木氏は「私には表敬依頼をいただいていない」と述べた。
時事通信