松野博一官房長官は18日の記者会見で、岸田文雄首相が19日から21日までの日程で、インド、カンボジアを訪問すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた対応などを協議する。
首相の外国訪問は昨年11月の英国以来。松野氏は「ウクライナ情勢を取り上げ、さまざまな働き掛けを行う」と語った。
日本の首相のインド訪問は4年半ぶり。松野氏はモディ首相との首脳会談について「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を日印や日米豪印を通じて前進させる」と表明。東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のカンボジアのフンセン首相とは「地域、国際情勢で連携を確認する」と語った。
時事通信