
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が水曜、日本に対し、ロシア製品を禁輸とすることでロシアへの制裁圧力を強化するように要請した。
ゼレンスキー大統領は、ビデオ回線を通じて東京の国会で演説し、日本がアジア諸国の中で先頭に立ってロシアのウクライナ侵攻を非難し、制裁を導入したことに、謝意を表した。
このバーチャル演説に出席した国会議員の中には、現在は与党自民党の広報本部長を務める河野太郎元大臣もいた。
President Zelenskyy of Ukraine to speak to the Parliament at 18:00 this afternoon.
— KONO Taro (@konotaromp) March 22, 2022
「責任ある諸国が平和を守るために団結しています。このような歴史的瞬間における日本の信念を持った姿勢と、ウクライナに対する本物の支援に感謝しています」と、ゼレンスキー大統領は述べた。
「日本は平和を取り戻すためにロシアに圧力をかけ始め、ロシアに対する制裁を支持したアジアで最初の国です。これを継続することをお願いします」
証拠は示さなかったものの、ゼレンスキー大統領は、ロシア軍がウクライナ戦争の初期段階の先月、チェルノブイリ原子力発電所を占拠した後、今は使われていないその施設周辺のいわゆる立入禁止区域から新たな攻撃を行う準備していると述べた。
ロシアが計画していると主張する攻撃について、それ以上の詳しい情報は示さなかった。
「世界は多くの新しい危機に瀕しています」と、ゼレンスキー大統領は述べた。「環境と食糧の課題は、前例のないものです」
ロイター