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グローバル緊急経済対策に関して今後ますます厳しくなる選択肢

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08 Oct 2020 07:10:58 GMT9
フランク・ケーン
08 Oct 2020 07:10:58 GMT9

トランプ大統領は何を弄んでいたのか?ホワイトハウスのバルコニーにマスク未着用のまま現れることではなく(確かに奇妙ではあるが)、米国経済への次ラウンドの財政刺激策に対するトランプ大統領の態度に関してである。

火曜日に彼の心をよぎったことを読み取ることは困難だ。最初、コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの影響軽減に役立つ新しい刺激策について議会指導者たちとの協議から離脱するように見えた。

アメリカ株式市場への影響はすぐにあった。S&P500は数分で岩のように転げ落ち、アメリカ企業価値から数10億ドルが消え去った。

そして、深夜のツイート(他にどこで?)で、新たに「即座に」別の予算に署名による資金を議会に頼むことによって、前の決定を撤回するように見えた。それは、大統領が心変わりし、結局、経済に刺激を注入しようと傾いている兆候と捉えられた。世界の株価指数は安定した。

皆、2つのレベルで非常に戸惑った。第一に、大統領は、一流ビジネスマンである考えをアピールの一部を基礎としているのだが、今から1カ月もしないでやってくる選挙日までに米国経済を確実によく見せたいえるようと、皆考えるだろう。

議会で一種の財政的な取引がなければ、S&Pの急落が示すように、いかなる種類の選挙前経済高揚がどのように望めるか理解するのは難しい。

第二に、すべての選挙運動を除いて、アメリカ経済は別の現金刺激策を緊急で要していることは極めて明らかだ。

ジョン・パウエル(John Powell)連邦準備制度理事会も火曜、アメリカ経済回復は「完全からは程遠く」、さらなる支援がなければ、「家庭とビジネスに不要な困難を産む」だろうと警告した。

きっと、トランプ大統領のアメリカ経済刺激策に対するワクチン接種は、大きな支援策の長期経済的な望ましさについて政策立案者間で進んでいる幅広い論争を単に反映しているだけであろう。

パンデミックの初期経済影響から6カ月以上たち、世界の政府の中には、どれだけ続くのかと尋ね始めたものもいる。猛烈に第2波の感染が再び流行している時に、経済的損害に終わりの兆候が見えない中、紙幣を永遠に印刷することを期待されているのだろうか?

国際通貨基金(IMF)は今週始め、この質問を検討したが、驚くべきことに答えはYESだった。世界の経済大国は積みあがる債務を心配しすぎないで、代わりに低利子を利用して資金を借り回復プロジェクト、とりわけデジタルと「グリーン」インフラプロジェクトに投資すべきだ。

通常、最も財務的に保守的な機関であるIMFなどの組織が、債務影響にもかかわらず「使え、使え、使え」と命じるのは真剣に違いないことがわかる。

支出を本当に止めない国もある。例えば、中国は、ウイルスからの急速な立ち直りを求めてインフラに資金を注ぎ続けている。ドイツと他のヨーロッパ諸国は大規模な経済刺激策を維持しているが、イギリスなどは、どれほど長くそのレベルの支援を継続できるか、疑問視されている。

サウジアラビアは、先週の自国の予算声明の中での証拠として、COVID-19パンデミックの経済影響が長引くにつれ、ベルトを締める、より現実的な期間が来たとの見方をしたようである。

債務市場は財務ギャップを埋めるのに役立ちつつ、政府支出の7.5パーセント削減は帳簿を合わせるには有効だろう。しかし、サウジは来年、経済成長の大幅な回復を明らかに望んでいる。

今後数カ月の大きな経済論争は、世界経済が、これまでウイルスのもっと深刻な財政への影響に歯止めをかけてきた大きな景気刺激策を継続したいのか、またはする余裕があるのかになるだろう。

誰が次期アメリカ大統領になろうとも、この問題に関する選択肢は次第に厳しくなっている。

  • Frank Kaneは、ドバイを本拠にした、受賞歴のあるビジネスジャーナリストである。 ツイッター: @frankkanedubai
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