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核燃料、34年度から仏へ搬出=もんじゅ廃炉作業―文科省

今後、仏原子力大手オラノが提示する費用の見積もりなどを踏まえ、最終決定する。(AFP)
今後、仏原子力大手オラノが提示する費用の見積もりなどを踏まえ、最終決定する。(AFP)
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30 Mar 2022 06:03:38 GMT9
30 Mar 2022 06:03:38 GMT9

文部科学省の真先正人研究開発局長は30日、福井県の桜本宏副知事らとオンラインで会談し、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(同県敦賀市)の使用済み核燃料について、日本原子力研究開発機構が2034年度からフランスに搬出する方針を明らかにした。搬出の完了時期は37年度を見込んでいる。

今後、仏原子力大手オラノが提示する費用の見積もりなどを踏まえ、最終決定する。

桜本副知事は「さらに一歩、取り組みが進んだものと受け止める」と評価した上で、「期限までに搬出できるように、関係機関との協議を加速してほしい」と話した。 

一方、原子力機構は同日、もんじゅの原子炉内に残る核燃料124体を、冷却材のナトリウムで満たされた「炉外燃料貯蔵槽」に移送する作業を開始した。もんじゅには計530体の核燃料があったが、既に406体は水プールに移しており、残る124体も年内に運ぶ予定。

時事通信

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