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出生数、初の90万人割れへ=推計より2年早く―自然減50万人超・厚労省

2019年5月4日、東京の皇居で即位した皇太子殿下と雅子皇后の姿を見るため、初公開に先立って即位を祝う多くの人たちが集まって日本の国旗を掲げている。(AFP)
2019年5月4日、東京の皇居で即位した皇太子殿下と雅子皇后の姿を見るため、初公開に先立って即位を祝う多くの人たちが集まって日本の国旗を掲げている。(AFP)
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24 Dec 2019 05:12:52 GMT9
24 Dec 2019 05:12:52 GMT9

2019年に国内で誕生した日本人の子どもの数が86万4000人と、1899年の統計開始以来、初めて90万人を割り込む見通しとなったことが24日、厚生労働省の人口動態統計(年間推計)で分かった。

前年の確定数91万8400人から約5万4000人の大幅減で、4年連続で過去最少を更新。同省の研究機関は出生数の90万人割れは21年と推計していたが、想定より2年早まることになる。

一方、死亡数は137万6000人と戦後最多で、自然減は51万2000人と初めて50万人を超えた。44万4070人だった昨年、初めて40万人を超えたばかりで、人口減少が加速している。

結婚は前年比約3000組減の58万3000組で、戦後最少。離婚は約2000組増の21万組となる見通し。 

出生数の大幅減について厚労省は、昨年の婚姻数が大きく減ったことや、出産適齢期とされる25~39歳の女性人口が減少したことなどが要因と分析。今後も同様の傾向が続くとみている。

国立社会保障・人口問題研究所が17年に公表した将来推計人口では、出生数(外国人を含む)は19年に92万1000人、20年に90万2000人と減少し、21年に88万6000人となると想定されていた。

Jiji Press

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