




アラブニュース・ジャパン
東京:4月6日、さまざまな国籍のイスラム教徒が東京・代々木上原にあるモスク「東京ジャーミイ」でイフタール(断食明けに取る初めての食事)を祝した。祈りが捧げられた後、寛大な支援者たちにより提供される特別な食事を囲んだ。
イマーム(指導者)のリファット・チナル師は、コロナ禍での政府による制限措置のため、イフタールを開催できるのは2年ぶりだと語った。
モスクで働く日本人のアブドゥルカリーム・下山さんによると、日本人を含む多くのイスラム教徒が日本でラマダンを行うが、日本で働くイスラム教徒は職場で困難に直面することがあると説明した。
一方、大阪大学で学ぶインドネシア人留学生は、「日本でのラマダンは、気候が涼しいためインドネシアより取り組みやすいです」と話した。
フランス人高校教師のタールさんは、「コロナ禍で2年間、このように集まることができませんでしたが、世界中の人々に会えて幸せです。心が温かくなります」と付け加えた。