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駐日ロシア大使 「G7諸国は、ロシアの目標を誤解している」

ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使。(ANJ・写真)
ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使。(ANJ・写真)
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18 Apr 2022 11:04:24 GMT9
18 Apr 2022 11:04:24 GMT9
  • 大使は日本が「間違った、広範囲にわたる制裁を適用している」と批判、NATOと米国の「核拡散」を支持しないよう警告した
  • ガルージン氏はロシアによるウクライナ戦争を擁護し、中東における米国の「侵略」について声を上げないG7や他の欧州諸国を「ダブルスタンダード」と非難した

カルドン・アズハリ

東京:ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使は、現在および将来の両国関係は、「ウクライナ周辺で起きていることとは無関係であるべきだ」と考えている。

アラブニュース・ジャパンのインタビューでガルージン氏は、両国の協力関係は「数十年にわたり非常に貴重なもので、相互に有益であった」と述べた。しかし、彼は日本が「間違った、広範囲にわたる制裁を適用している」と批判した。

また、同大使は、日本が他国と核の同盟を結ぶことに、次のように警告を発した。「日本は唯一の被爆国として、核兵器廃絶のために闘うべきだ。米国を筆頭とするNATO加盟国の中で核任務を分担することは、日本を核兵器に近づけることになる」

ガルージン氏は、米国がオーストラリア、英国との3カ国安全保障条約「AUKUS」の枠組みを構築し、オーストラリアの原子力潜水艦艦隊を創設したことに触れ、米国は核拡散を犯していると非難した。

また、NATOを東アジアに巻き込むことにも警告を発した。「日本を含む米国とその同盟国が、アジア太平洋地域の問題にNATOを関与させようとする政策は非常に危険だと考えている。なぜなら、NATOが関与した地域には、平和も安定も繁栄もないからだ。イラク、シリア、リビアで何が起きたかを見てほしい。ユーゴスラビアは破壊され、分裂した」

ガルージン氏は、東アジアサミットのようなアジアを中心とした平和、安全、安定のためのメカニズムは正しいと述べ、この地域における米国の戦略を批判した。

「米国はアジアのグループではなく、AUKUS、Quad、日米、米韓、米豪の軍事同盟のような米国中心の連合体を作ろうとしている。これらは、地域を分割する閉鎖的な構造であり、地域を統合するものではない。アジア諸国は、NATOをここに迎え入れることが地域の将来にとって良いことなのか、検討することをお勧めする」

現在の日露関係と将来の展望について大使は、ロシアは日本やG7、その他の欧州諸国の立場を「ダブルスタンダード」に基づくものと見ていると述べた。その理由として、彼らは米国の中東諸国に対する「過去の侵略」に対して、以前は声を上げなかったことを挙げた。

「例えば、米国によるイラク侵略は、イラクが大量破壊兵器を保有しているという疑惑に基づいて行われたが、それは嘘であったことが判明した。しかし、イラクを攻撃・破壊し、罪のない人々が何十万人も殺された。その結果、中東は……広範な国際テロの拠点となったのだ」

「日本の指導者を含むG7諸国は、ウクライナにおける我々ロシアの特別軍事作戦の目標と任務を誤解している。ウクライナ政府の対ロシア政策により、巨大かつ非常に現実的な脅威が発生しているという明白な事実を、完全に無視しているのだ」

「ウクライナにおいて違法な政権交代をもたらした2014年の流血クーデター以降、同国の社会は、言語、文化、伝統、共通の歴史、関係を含む、ロシアに関するあらゆるものを嫌うように教育されてきた。その結果、人々の間に築かれた、数百万の絆を破壊してきたのだ」

さらに、ガルージン氏は、同氏がナチスと呼ぶウクライナの過激派勢力が権力を掌握し、特にドネツクやルガンスク人民共和国と呼ばれる地域で、ロシアに関わるすべてのものに対して宣戦布告したと主張した。同地域の分離主義者たちがクーデターを拒否したのは、それが違法だと考えたからだけではなく、政権がウクライナにおいてロシア語を禁止し、クリミアからすべてのロシア人を追い出し、ロシアとの関係をすべて断ち切った結果だと、彼は付け加えた。

「あのウクライナ・ナチス政権は、NATOから大量の殺傷武器を受け取って、主にロシア系の住民を攻撃し、1万4千人を殺害し、子どもを含む数百人を負傷させた。彼らはその地域に大規模な荒廃を引き起こした。この8年間、ロシア以外の誰もが関心を示さなかった大量虐殺が続いている」

「キエフ政権は、ウクライナ東部の平和的解決に関するミンスク合意を破っていた」

ガルージン氏によると、ロシア政府は、キエフがNATOに加盟すれば、危険な核戦争が勃発する可能性があると考えたという。NATOには、これらの兵器で武装したいくつかの国が加盟しているからだ。

ガルージン氏は、ロシアはウクライナ政権が米国と結託して、「ウクライナにあり、ペンタゴンが管理する30以上の軍事生物学的施設による生物兵器の製造」の準備を進めていることを示す文書を発見したと主張した。

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