
モハメド・アブ・ザイド
カイロ: アラブ連盟が、リビア下院およびリビア国家最高評議会を代表する2つの代表団による合意を歓迎した。この合意は、モロッコの主催によるボウズニカでの会談で実現した。
会談は、スコイラで締結されたリビア政治合意の規制する枠組みに従って、リビアの政府機関と国家高官の役職を統一することを目指したものだった。
アラブ連盟は声明で、話し合いで実現した「重要な進展」がリビア危機の解決、および国連が支援する解決経路の前進、特に新たな行政当局の形成や、リビア政府機関の統一、停戦協定の実施、および大統領選挙・議会選挙の準備開始に関して貢献するだろうとし、自信をのぞかせた。
そして、アラブ連盟は同国の包括的な政治的解決を実現するためのリビア人による全国家的な努力を支持すると付け加えた。
声明は、エジプトが主催したフルガダでの会談で、リビア下院とリビア国家最高評議会を代表する2つの代表団が実現した合意も歓迎した。この会談では、今年末までに同国で選挙を実施する道を開くための、憲法上の準備について話し合われた。
2つの代表団は土曜、モロッコのボウズニカ市で2度にわたり行われた話し合いを無事に終了した。
1月22日と23日に行われた話し合いで両陣営は、同国高官の役職を埋めることに関する段階的な手続きを担当する「小規模な活動グループ」の設立と、その名称について合意した。
最終的な公式発表によれば、この活動グループは立候補の申請書を作成し、合意された条件と基準に従って候補者に申請書の提出を案内する。
同グループは1月26日正午から2月2日まで申請を受け付ける。
声明によれば、同国高官の役職には、リビア中央銀行総裁・副総裁、行政管理局長官・副長官、監査院長官・副長官、腐敗防止局長官・副長官、および選挙高等弁務局長官とそのメンバーが含まれる。