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町の新型コロナ給付金を誤送金された日本の男性がその金をギャンブルに使う

自分の口座に誤送金された新型コロナ給付金4630万円(36万ドル)をギャンブルで失ったとされる男を警察が逮捕したとの報告を受け、警察署の外に集まる報道陣。2022年5月19日、西日本の山口県。(AFP)
自分の口座に誤送金された新型コロナ給付金4630万円(36万ドル)をギャンブルで失ったとされる男を警察が逮捕したとの報告を受け、警察署の外に集まる報道陣。2022年5月19日、西日本の山口県。(AFP)
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19 May 2022 04:05:54 GMT9
19 May 2022 04:05:54 GMT9

警察によると、その金は本来は日本の小さな町が低所得世帯に給付する新型コロナ支援金だったが、誤ってある1人の住民の銀行口座に全額が振り込まれ、その住民は返金を拒否し金の大半をオンラインギャンブルに使ってしまった。

西日本の山口県阿武町に住む24歳で無職の田口翔容疑者が水曜日に逮捕されたと山口県警が発表した。

警察の木曜日の発表によると、田口容疑者は、元は納税者の金である4630万円(36万ドル)の大半をギャンブルに使ったことを認めた。共同通信によると、町による誤送金の後わずか10日余りのうちに容疑者は口座から34回出金しており、口座には6万8000円(530ドル)しか残ってない。

田口容疑者は電子計算機使用詐欺の容疑で拘束されている。警察によると、同容疑者は町からの返金要請を拒否したとされる。

問題の金は新型コロナ給付金で、4月に容疑者の銀行口座に振り込まれた。人口3372人の阿武町に住む463世帯の低所得世帯が10万円(780ドル)ずつを受け取るはずだった。ところが町の職員が誤って、受給者名簿の一番上に名前が載っていた田口容疑者の口座への463世帯分全額の振込依頼書を金融機関に提出してしまったと共同通信は報じている。

住民からの批判が相次いでいる誤送金が見過ごされた原因を町の職員たちは独自に調査している。

阿武町の花田憲彦町長は木曜日、報道陣に対し、逮捕は金の追跡への1歩であり全額が戻ることを望むと述べた。

誤送金された金のうちの400万円(3万1300ドル)をオンラインギャンブルサイトとされる口座へ移した容疑で田口容疑者は逮捕された。容疑者が実際にギャンブルで失った金額の発表を警察は控えているが、容疑者は大半を使ったと供述している。

AP

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