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中国駆逐艦が日本海で長距離演習を実施

これらの艦船も高度化しており、南昌型とも呼ばれる055型は、ステルス性能を持ち、防空ミサイル、対艦・対地巡航ミサイル、魚雷を搭載している。(AFP)
これらの艦船も高度化しており、南昌型とも呼ばれる055型は、ステルス性能を持ち、防空ミサイル、対艦・対地巡航ミサイル、魚雷を搭載している。(AFP)
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16 Jun 2022 03:06:13 GMT9
16 Jun 2022 03:06:13 GMT9

北京:中国最大の軍艦が日本海で長距離演習を行っていると、国営メディアが木曜日に報じた。海軍力増強を示す狙いがあるとみられる。

中国共産党機関紙「環球時報(かんきゅうじほう」は、055型駆逐艦「拉薩(ラサ)」が昨年就役して以来、初めての任務であると伝えた。

同紙は、日本の防衛省発表を引用して、拉薩は、052D型駆逐艦「成都」と903A型補給艦「東平湖」を従えていると述べた。日本海は、日本列島、サハリン島、朝鮮半島、ロシア極東本土に囲まれ、中国の北に位置している。

日本の防衛省によると、中国艦3隻は日曜日に長崎県・五島列島の福江島の西約200キロ地点で目撃され、日本海に向かって東に移動していたとのことである。

また、対馬海峡付近でドンディアオ級情報収集艦を発見、同艦はその後日本海に向かったと伝えた。

中国海軍は猛烈な勢いで船を建造しており、現在、船体の数において世界最大の海軍力を誇っている。

これらの艦船も高度化しており、南昌型とも呼ばれる055型は、ステルス性能を持ち、防空ミサイル、対艦・対地巡航ミサイル、魚雷を搭載している。

中国は055型駆逐艦製造の第一陣として計画されたうちの5隻を就役させたとみられている。

米軍は055型をレンハイ級巡洋艦として分類し、一部空母の護衛艦として見ている。中国は2隻の空母を運用しており、3隻目の就航が間近とみられている。

環球時報は、軍事専門家の意見を引用し、駆逐艦は、台湾――中国が自国と主張し武力で併合すると脅している――への攻撃時に、外国の介入を抑止することを目的する軍事強化の一部であると述べた。

このような紛争は、台湾に防衛兵器を提供し、台湾への脅威を「重大な懸念事項」として扱うよう法的に義務付けられている米国や、最も重要で地理的に近い日本などの同盟国をほぼ確実に引き込むだろう。

AP

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