東海道新幹線の車内で乗客の男女3人を殺傷したとして、殺人罪などに問われた無職小島一朗被告(24)について、無期懲役とした一審判決が7日、確定した。検察、弁護側とも控訴期限の6日中までに控訴しなかった。同被告は公判で、「刑務所に一生入るため事件を計画した」と説明していた。
横浜地裁小田原支部の判決によると、小島被告は2018年6月9日夜、新横浜―小田原間を走行中の「のぞみ」車内で、女性2人をなたで切り付け、制止した兵庫県尼崎市の会社員梅田耕太郎さん=当時(38)=を殺害した。
時事通信社