安倍晋三首相は11日、オマーンのカブース・ビン・サイド国王の死去を受けて談話を出し、「深い悲しみを禁じ得ない。英知と洞察を備えた指導者であった陛下の崩御は、オマーン国民のみならず国際社会にとって大きな損失だ」と哀悼の意を表した。
首相は、国王が伝統保持と近代化を調和した国づくりを主導し、オマーンの発展を導いたと称賛。「中東地域の平和と安定のために多大な貢献を行い、世界各国から深い尊敬を集めた指導者だった」と功績をたたえた。
JIJI Press