
22日午前10時すぎ、名古屋市北区新沼町の名古屋高速道路小牧線でバスが横転し、炎上した。市消防局や愛知県警によると、約1時間半後に火はほぼ消し止められたが、2人の死亡が確認された。ほかに20~50代の男性7人がけがをして搬送されたが、命に別条はないという。県警などが詳しい事故原因を調べている。
県警によると、バスは黒煙を出して激しく燃え、ほぼ全焼。ほかに衝突したとみられる乗用車1台も燃えた。
バス運行会社のあおい交通(愛知県小牧市)によると、横転したバスは午前9時半に同県豊山町のあいち航空ミュージアムを出発。同55分に名古屋市中心部の栄で折り返し、10時15分に県営名古屋空港(豊山町)、同20分に同ミュージアムに到着する予定だった。定員60人の乗り合いバスで、何人乗っていたかは不明。運転手とは連絡が取れていないという。
現場は名古屋空港から南西に約2キロで、周囲には商業施設や学校などが立ち並んでいる。
時事通信