
上皇后さまは26日午前、皇居内の宮内庁病院を訪れ、検査を受けられた。側近によると、右脚のふくらはぎの血管に血栓が確認され、先週、深部静脈血栓症との診断を受けた。検査は病状の経過を確認するためで、結果を踏まえ、投薬治療の要否など治療方針を決めるという。
午前10時15分ごろ、宮内庁病院に車で到着。病院に入る前、報道陣に車内から会釈した。同11時半すぎに病院を出た。
6月から数回にわたり健康診断を受けていた。先週の診断後も上皇さまと朝夕の散策をするなど、お住まいの仙洞御所(東京都港区)で普段通り過ごしており、水分摂取を心掛けたり、軽い運動をしたりしている。
時事通信