

アラブニュース・ジャパン
東京:エジプトのモハメド・アブバクル駐日大使は火曜日、高木啓外務大臣政務官を表敬し、今後も教育や経済、文化などの様々な分野で両国関係を推進していきたいと述べた。また高木氏の政務官就任に祝意を表した。
これに対し高木氏は、アブバクル氏の訪問を歓迎し、11月にエジプトで開催されるCOP27での両国の協力に期待を述べた。
アブバクル氏は、エジプトで導入されている日本式教育に大きな期待を寄せている。エジプトは国際協力機構(JICA)が推進する「エジプト・日本教育パートナーシップ」の下、日本の教育に不可欠な「特活(特別活動)」を学校制度に導入した世界で初めての国である。
エジプトの教育当局は科目外の活動となる「特活」について、小学校での子どもたちの総合的な発達を促進し、しっかりとした個人を育成する方法と捉えている。
高木氏は、日本が一部出資した大エジプト博物館にも期待を表明した。