

カーラ・シャルール
このアラビア湾岸の国ですべてが建造された初めての衛星であるハリーファサットの打ち上げを受け、日本人宇宙飛行士がUAEにおける宇宙産業の進歩を歓迎している。
その衛星は、UAE人がすべての設計および開発を行った最初のものであり、2018年に日本の本州の南にある島から宇宙へと打ち上げられた。この打ち上げは、アラブ世界における宇宙プログラムのマイルストーンとなった。
打ち上げの成功に続いて、ハッザ・アル・マンスーリがUAEおよびアラブ世界で初めての宇宙飛行士となり、国際宇宙ステーションへと旅立った。
日本人宇宙飛行士で、UAEの宇宙機関で諮問委員を務める若田光一氏は、三菱のH2A型ロケットに搭載されたハリーファサットの打ち上げと、予定されているマーズ・ミッションの打ち上げは、宇宙技術の素晴らしい進歩の表れであると話した。
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「宇宙関連の活動における着実な成長を目の当たりにし、UAEの若者が科学技術に魅了されていることを考えると、とても素晴らしいと思います。私は今年、大きな興奮とともに、UAE初の宇宙飛行士であるアル・マンスーリ宇宙飛行士について尋ねました。彼は、国際宇宙ステーションの「きぼう」という日本の実験棟で教育イベントを実施しました。日本がUAEにおける宇宙技術の発展の一翼を担っていることをとても嬉しく思います。UAEと緊密に協力していることを嬉しく思います」と、若田氏はアラブニュースに語った。
アル・マンスーリ宇宙飛行士は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) などの海外の宇宙機関と協力して、16種類の科学実験を実施した。
2016年にJAXAとアラブ首長国連邦宇宙機関は、平和目的の探査における協力を強化する協定を締結した。
18か国のYouGovオンライン調査によると、昨年公表された調査で、アラブ諸国はUAEによる日本との宇宙関連のパートナーシップについて、大いに認識していることがわかった。