アラブニュース・ジャパン
東京:世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」が2018年以来、4年ぶりに東京で開催されている。今期はサウジアラビア政府観光局が初めて出展し、様々なエキサイティングな体験を提供している。
イベントが行われている東京ビッグサイトのサウジブースでは、体験を通じて、ユニークな文化遺産や景観遺産を垣間見ることができる。サウジは、2019年9月より観光ビザを解禁した。
今回のEXPOは、パンデミックとそれに伴う外国人に対する厳しい入国制限により低迷していた観光産業の復活を目指す。
サウジのブースでは、ユネスコの世界遺産に登録されたジェッダ市をはじめ、神秘的な王国の魅力を伝えるため来場者を温かく迎え入れている。民族衣装を着た出展者は、伝統的なお茶とくつろぎのひとときを提供する。
来場者はスタンドに用意されたQRコードを利用して事前に選択したバーチャルな景色の前で自撮りをし、砂漠を体感することもできる。
サウジアラビア政府観光局はアラブニュース・ジャパンに対し、日本人観光客のためにメディナ市への特別旅行を企画することが可能になったと語った。
EXPO主催者は、3日間で15万人以上の来場者を見込んでいる。