岸田文雄首相は7日の政府・与党連絡会議で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議などに出席するため、11日から東南アジアを歴訪する意向を表明した。「主要国とのバイ(2国間)会談も行い、国際情勢や食料・エネルギー安全保障について日本の立場と取り組みを発信していく」と狙いを語った。
公明党の山口那津男代表は「米国、韓国、中国などとの首脳外交にも積極的に取り組んでほしい」と期待を示した。
ASEAN首脳会議は10~13日にカンボジアで開催される。首相はこれに続き、15~16日のインドネシアでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)、18~19日のタイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にも参加する。
時事通信