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日韓、「インド太平洋」で連携=初の正式首脳会談―徴用工、早期解決目指す

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13 Nov 2022 10:11:06 GMT9
13 Nov 2022 10:11:06 GMT9

プノンペン時事: 岸田文雄首相は13日午後(日本時間同)、カンボジアのプノンペンで韓国の尹錫悦大統領と約45分間会談した。5月の尹政権発足後、初の正式な会談で、両国の首脳会談は3年ぶり。中国の覇権主義的な動きを念頭に、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた連携を確認。最大の懸案である元徴用工問題の早期解決を図ることで一致した。

インド太平洋の戦略連携を日韓首脳が確認するのは初めて。FOIPに関し、首相は「来年春までに新たな計画を発表予定だ」と表明。尹氏は今月11日に韓国版の「自由、平和、繁栄のインド太平洋戦略」を発表したと伝え、両首脳は「包摂的で強靱(きょうじん)、安全な」インド太平洋を追求していく方針で合意した。

元徴用工問題では、両首脳による9月の指示を受けて外交当局間の協議が加速していることを踏まえ、早期解決の方針で改めて一致した。今後、首脳間で意思疎通を重ねることや、両国間の人的往来を拡大することも申し合わせた。

北朝鮮のミサイル発射に対しては、両首脳は「前例のない頻度や態様で挑発行為を行っている」と指摘し、「日韓を含む地域の安全保障にとり重大かつ差し迫った脅威だ」と強く非難。日韓、日米韓の緊密な連携を確認した。

首相はソウル・梨泰院で起きた大規模雑踏事故に哀悼の意を示し、尹氏も日本人2人が死亡したことに弔意を伝えた。 

日本政府はこれまで、正式会談は元徴用工問題の解決が前提との立場だった。9月に米ニューヨークで尹氏と約30分間接触した際も、「懇談」と位置付けていた。北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射し、近く核実験を強行するとの見方もある中、安全保障面で日韓の結束する姿勢を示す必要があると判断した。

時事通信

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